背景を知る
灘五郷とは、西から 今津郷・西宮郷・魚崎郷・御影郷・西郷。日本酒生産量の約1/4を占める日本最大の銘醸地です。
この「灘五郷酒所」は、あの剣菱酒造の元蔵をリノベーションした、灘五郷酒造組合直営の立ち飲みスペース。
26蔵の代表酒を一度に利き酒できる、日本で唯一の場所と言っても過言ではありません。
灘が江戸時代に一気に台頭した理由は、①宮水(硬水)②六甲颪の寒造り③山田錦の産地・播州に隣接
④丹波杜氏の技術⑤樽廻船で江戸直送、の5点セット。特に宮水はカルシウム・カリウム・リン酸を豊富に含み、
麹・酵母の栄養になる一方で鉄分が極端に少ないため、発酵が力強く進み「辛口でキレのある男酒」が生まれます。
“男酒”という呼び名は、伏見の“女酒”との対比。Sake Diploma試験でも頻出の古典トピックで、
今回の旅の原点でもあります。五郷ごとの酒を飲み比べながら、じっくりと灘を体感しましょう。
16:30 になったら次の蔵(神戸酒心館)へ移動。